中国の時辰と二つに分かれる子の刻

時辰(时辰)は伝統的な時間区分で、通常は現代の2時間に対応させます。12の区分には十二支の名が付き、23:00から01:00までの子の刻から始まります。この区間は午前0時をまたぎます。そのため、暦日ごとに整理した暦では、十二支は12のままでも、時刻の行が13行になることがあります。

現代の時計で見る12の時間区分

各十二支は2時間の区間に対応します。次の表は、子の刻を二つの部分に分け、午前0時から次の午前0時までの一暦日の中で順に示したものです。いずれの区間も開始時刻を含み、終了時刻は含みません。したがって、01:00は子の刻(0時台)ではなく丑の刻に、23:00は亥の刻ではなく子の刻(23時台)に属します。

暦日内の時間帯十二支動物の表示この暦日内での長さ
00:00以上01:00未満子(Zi)、子の刻(0時台)ネズミ1時間
01:00以上03:00未満丑(Chou)ウシ2時間
03:00以上05:00未満寅(Yin)トラ2時間
05:00以上07:00未満卯(Mao)ウサギ2時間
07:00以上09:00未満辰(Chen)2時間
09:00以上11:00未満巳(Si)ヘビ2時間
11:00以上13:00未満午(Wu)ウマ2時間
13:00以上15:00未満未(Wei)ヤギ2時間
15:00以上17:00未満申(Shen)サル2時間
17:00以上19:00未満酉(You)ニワトリ2時間
19:00以上21:00未満戌(Xu)イヌ2時間
21:00以上23:00未満亥(Hai)ブタ2時間
23:00以上24:00未満子(Zi)、子の刻(23時台)ネズミ1時間

ここで24:00は、翌日が始まる00:00を意味します。

13行で24時間を表しています。一続きの子の刻は、ある日の23時台と翌日の0時台をつなぎます。一暦日内の二つの子の行は22時間離れており、それぞれ別の子の刻に属します。

00:00–00:59や23:00–23:59という表示も、同じ区間を分単位で表しています。最後の1分の中の秒も含まれるため、次の区分が始まるまでに隙間はありません。

分割された子の刻と日の境界

時計上の時間帯と、その日の干支は別の問題です。ある時刻が十二支では子に属していても、計算では当日の干支を保つ場合と、翌日に進める場合があります。この選択は、とりわけ八字の命式でその日の干支を表す日柱にとって重要です。

本サイトの計算エンジンは、子の刻(23時台)について、次の扱いを区別しています。

欄または方式23:00–23:59の扱い
通常の日の干支その暦日の十干と十二支を保ちます
23:00を境界とする日柱翌暦日の十干と十二支を用います
午前0時を境界とする日柱現在の暦日の十干と十二支を保ちます
時の干支時の十二支に子を用い、十干は翌日の十干から求めます

これらの選択は、すべての欄を一括で切り替える一つの設定ではありません。特に、現在の日柱を保つ設定でも、時の計算で当日の十干を保つことにはなりません。時の十干は、引き続き翌日に進める方式に従います。

2026年9月11日から12日の午前0時をまたぐ例

2026年9月11日は戊子(Wu-Zi)、9月12日は己丑(Ji-Chou)です。以下では、固定のUTC+8の時計で比較します。

時計の表示通常の日の干支23:00を境界とする日柱午前0時を境界とする日柱時の干支
9月11日00:30戊子戊子戊子壬子(Ren-Zi)
9月11日22:30戊子戊子戊子癸亥(Gui-Hai)
9月11日23:30戊子己丑戊子甲子(Jia-Zi)
9月12日00:30己丑己丑己丑甲子(Jia-Zi)

甲子の時は午前0時をまたいで続きます。9月11日の始まりにある子の刻(0時台)は壬子だったため、この日の二つの子の行は、十二支は同じでも十干が異なります。

時の十干は簡潔な規則に従います。十干に甲 = 0から癸 = 9、十二支に子 = 0から亥 = 11の番号を付けます。該当する日の十干の番号を5で割った余りを2倍し、時の十二支の番号を加え、10で割った余りを取ります。子の刻(23時台)で該当する十干は翌日のものです。戊の日の子の刻(0時台)は壬となり、23:00に日を己へ進めることで、子の刻(23時台)は甲となります。

日別の彭祖百忌と、行いの勧めを示す日別の宜・忌は、通常の日別入力に基づいたままです。時辰別の行いと値神には、日を翌日に進める方式を用います。そのため深夜の記載では、その暦日の一日分の情報と、翌日の十干・十二支を使って計算した時辰の情報が組み合わされることがあります。

時計の時刻、場所、歴史資料

この表は、時刻の基準を選んだ後に、十二支による時間区分を時計に対応させるものです。タイムゾーン間で日時を変換するものではありません。また、十二支の名前だけでは、歴史資料で用いられた時刻の基準は分かりません。「卯の刻」は時間の幅を示すのに対し、現代の日時表記では、タイムゾーンの時差を明示して特定の分まで指定できる場合があります。

地方太陽時と現代の標準時も異なります。地方太陽時は、特定の経度における太陽の位置に結び付いています。標準時の時計は、地域で定めた共通の基準に従います。そのため、同じ出来事でも、この二つの方式では時計の表示が異なることがあります。

古い暦書の十二支による時刻は、その場所と時代の時刻制度に属します。現代の対応表は12の名称を理解するのには役立ちますが、歴史上の時刻を厳密に換算するには、元の日付、場所、時刻の方式が必要です。十二支の名がなじみ深いというだけで、現代のタイムゾーンの時差を付け加えてはいけません。

西暦1–2100年

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