自分の生肖が巡る年:本命年
再び巡って来る動物
本命年は、その人の生まれ年の動物が再び巡って来る年です。その繰り返しは十二支によります。ネズミの年の十二年後には、次のネズミの年が来ます。民間の習俗では、この巡り合わせを、特別な守りを必要とする年とみなすことがあります。
動物は、完全な干支の組み合わせよりも早く戻ります。それぞれの動物は五つの異なる干と組み合わされた後、六十年後に名の両方の要素が再びそろいます。1984年の甲子、ネズミの年から始まる並びを見ると、その違いが分かります。
| 中国暦の年が始まるグレゴリオ暦の年 | 干支 | 動物 | 1984年からの年数 |
|---|---|---|---|
| 1984 | 甲子 | ネズミ | 0 |
| 1996 | 丙子 | ネズミ | 12 |
| 2008 | 戊子 | ネズミ | 24 |
| 2020 | 庚子 | ネズミ | 36 |
| 2032 | 壬子 | ネズミ | 48 |
| 2044 | 甲子 | ネズミ | 60 |
この1984年のネズミの年に生まれた人にとって、後に続く各行の年はすべて本命年です。完全な甲子の組み合わせが戻るのは2044年だけです。また、十二年ごとの再来では十干に付く五行が変わるため、動物が戻っても「木のネズミ」のような呼称まで戻るとは限りません。
赤い衣服と守護を願う習俗
本命年の赤い衣服は、守りと吉祥の願いを表します。中国北部の習俗では、生まれ年の動物が戻る年を不運になり得る年と考え、春節に赤い下着などの赤い衣服を身に着けることがあります。どの衣服を使い、どれほどの期間続けるかは家庭によって異なります。
太歳への信仰は、これに関わる宗教的な背景の一つです。この伝統では、六十柱の年の神が、干支の各年を順に司ります。出生年に結び付く神と、その年を司る神は、ともにこの六十通りの枠組みに属します。
台湾の廟で行う安太歳は、参拝者が太歳の守護を求め、平穏な一年を祈る行事です。固有の進め方を持つ廟の儀礼であって、赤い衣服を着ることに必ず伴うものではありません。動物の十二年ごとの再来と、神々の六十年の交代は、関係のある周期ですが、同じではありません。
年の区切りと年齢
本命年は、1月1日や誕生日の周年ではなく、採用する動物の年の区切りから始まります。中国暦の年は春節から始まります。一部の占いの伝統では立春を使うので、二つの区切りの間の出生は、慣例によって異なる動物の年に割り当てられることがあります。
巡って来る年は、しばしば十二歳、二十四歳、三十六歳などと結び付けられます。ただし、始まりは暦の年の区切りなので、対応する満年齢の誕生日より前に始まることもあります。伝統的な年齢の数え方なら、さらに別の年齢表示になる場合もあります。定義の基準となる比較は、生まれ年の動物と、今迎えている年の動物です。
旧暦の誕生日は、旧暦の月日で定まる周年の日です。本命年は、その動物が巡る一年全体にわたるもので、一回の誕生日祝いではありません。